2024年3月29日金曜日

Kodak EKTAR H35N - NDフィルターあれこれ その2

  可変NDフィルター、到着しました。K&F ConceptのVariable ND2-32 HMC 37mmです。早速装着してファインダーを覗いてみました。

口径37mmなので、やはり結構大きい

正面から見るとこんな感じ。ファインダーに被るかも?

ファインダーを覗いたところ。結構被ってますね

ファインダーから見える構図はこんな感じなので、あまり気にせず慣れることかなと割り切ることにしようと思っています。適正な露出を得ることを優先します。次の休日は、晴れていたら外でまたテスト撮影です。

2024年3月20日水曜日

Kodak EKTAR H35N - NDフィルターあれこれ

 晴れた日の日中撮影対策として、あれこれ購入した顛末をご紹介します。

 最初は、カメラのレンズ部分の口径の記載がなかった為、実測で30mmと判断してND4フィルターを購入したのですが、届いたものを装着しようとすると見事にハマりませんでした。というか、若干小さすぎました。レンズ前の輪にピッタリと入ったので、マスキングテープで止めることで一応使えはしましたが。

 再度サイトを検索すると30.5mmのものがあり、またまた祈るような気持ちで購入しましたが、こちらはピッタリで胸を撫で下ろしました。これを装着して撮った写真が、前回・前々回アップしたものです。もう少し、数値の大きいNDフィルターがほしい・・・。

H35Nには30.5mmのフィルターがジャストフィット

 ということで、ライカ用で持っていた39mmのNDフィルターを流用して使おうかとステップアップリングを次に探しましたが、またしても何を勘違いしたのか間違って30.5-37mmのものを注文してしまいました(その後30.5-39mmを探しましたが、存在せず)。仕方がないので、37mmのNDフィルター購入に切り替え(30.5mmのフィルターもND4以外見つからず)、最終的にはK&FのND2〜ND32の可変NDフィルターを購入するに至りました。37mmなら種類が豊富にあったので、その点は良かったですね。

ステップアップリング 30.5mm-37mm

 問題としては、こちらのフィルターは口径が若干大きい37mmなので、ファインダーを覗いた時に右下部分が被って少し見えなくなってしまいます。慣れればそんなに気にはならないかも。

 そして、フィルム。ずっとISO100のカラーフィルムを探していたのですが、やっと在庫に当たりました。FUJIFILM FUJICOLOR 100 36EXPを、3本購入することができました。

FUJICOLOR 100 36EXP

 可変NDフィルターは配達を待っている状態ですが、準備が整ったら、来週のどこかでテスト撮影に出かけようかと思っています。


 


 

2024年3月19日火曜日

Kodak EKTAR H35N - 作例のご紹介 (2)

 前回に引き続き、H35Nでの撮り歩き後半の写真を紹介していきます。

 この日は、よく晴れた一日でした。前回及び今回の何枚かの写真を見てお分かりの方もいるかもしれませんが、太陽に向かって撮ると激しく飛んだ写真になってしまいます。F8、SS 1/100秒固定ですから仕方ありませんね。ND4フィルターで若干軽減されいますが、次回はもう少し数値を上げてテストしてみたいと思っています。

 また、(プライベートな写真ばかりなので)作例は上げていませんが、室内での撮影はフラッシュ使用が必須だという結果になっています。使う機会があれば、忘れずにご使用ください。

 撮った写真は、露出のみ事後で若干調整しています。最新デジカメのようなシャープなイメージにはなっていませんが、最近は「きれいに撮れないカメラ」が、そしてハーフカメラも流行っているそうなので、H35Nはお手頃な値段で買えて撮影枚数的にもおサイフにやさしいカメラと言えるでしょう。











Camera: Kodak EKTAR H35N (HALF FRAME CAMERA)
Lens: KODAK ASPHERICAL LENS 22mm F8 (本体内蔵)
Filter: Kenko Pro ND4 30mm (マスキングテープ止め)
Film: Kodak ColorPlus 36exp. ISO200

Date: March 13-14, 2024
Location: Ageo, Saitama, Japan

2024年3月18日月曜日

Kodak EKTAR H35N - 作例のご紹介 (1)

 使用フィルム2本目。実は1本目はフィルム全部を撮り切らずにちょっとしたミスでフィルムを巻き上げてしまいました。2本目は、36枚撮りフィルムで72コマ以上撮れたと思います。

 今回は、作例をたくさんご紹介したいと思っています。前回との違いは、ND4フィルターを使用して撮っています。晴れた日中だとそれでもまだ光が入りすぎるかなという印象です。今回は、明るすぎるコマは事後で露出を修正(Lightroom使用)しています。それ以外は無修正です。









Camera: Kodak EKTAR H35N (HALF FRAME CAMERA)
Lens: KODAK ASPHERICAL LENS 22mm F8 (本体内蔵)
Filter: Kenko Pro ND4 30mm (マスキングテープ止め)
Film: Kodak ColorPlus 36exp. ISO200

Date: March 13-14, 2024
Location: Ageo, Saitama, Japan

Kodak EKTAR H35N - トリセツ、その他関連情報

さて、Kodak EKTAR H35N ですが、同封されていたカードのQRコードから説明書をダウンロードして印刷することも可能なことは、前々回ご紹介した通りですが、今どきの人はそんなことしなくても、どっかで見れないの?と言いそうなので、探してみるとありました。

GENICさんの、"KODAK EKTAR H35 ハーフカメラの使い方と説明書" にわかりやすい説明があります。バージョンアップした H35Nの紹介ページへのリンクもありました。作例もいくつか載っています。興味のある方は、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。

今現在の、個人的な最大の関心事は、H35NにNDフィルターをつけられないかということ。これまでフィルム1本を撮って、露出がオーバー気味なのがちょっと気に入らない。その改善のために、なんとかNDフィルターを簡単に付けたり外したり出来ないかとモノを物色中です。

H35Nの説明書にはどこにもフィルター径が何ミリなのか記載がありません。しかし、定規で実測してみると、多分30mmではないかと。そんな小さいNDフィルターあるのかなと、Amazonで探していたら、ありました!しかも、在庫残り1個のみ。もちろんポチッとしておきました。モノは、"Kenko NDフィルター PRO ND4 30mm" です。うまく、はまってくれればいいのですが。

後日談:NDフィルターですが、30mmは合いませんでした。ちょうどハマるのですが(下写真)、ただ置いているだけ。ネジは噛み合っていません。更に調べるてみると、30.5mmというものもあり、どうやらそちらがジャストサイズだったようです(泣)。結局、30.5mmを買い直し、ピッタリだったことをご報告しておきます。


とりあえず、マスキングテープで止めれば、落とさず使えるようにはなりますが、見た目はご覧の通りです。

届いたら、晴れた日に外で色々試してみたいと思っています。





2024年3月10日日曜日

Kodak EKTAR H35N - ハーフカメラを試し撮りする

 H35Nと一緒に、フィルム Kodak ColorPlus 200も届いたので、早速試し撮りに出かけました。

下の写真は、出かける前に家の中で撮ったものです。デジカメ感覚で撮ったのですが、ISO200のフィルム、しかもカメラ本体のレンズは22mm F8、シャッタースピードは1/100秒固定なのだから、超暗いわけで、日中の部屋の中で撮るとこんな事になってしまいました。太陽の光の反射が十字にキレイに出ているのは、たまたまクロスフィルター(新機能)をオンにしていたから。

ハーフカメラって縦構図じゃないの?と思われた方がいるかもしれませんが、この写真はカメラを立てて横構図はどんな感じかなと思って撮ってみました。


室内で撮る場合は、フラッシュ必須(下左写真)ですね。夕方以降、外で撮る場合もかなり暗くなってしまいました(下右写真)。


多重露光を試そうとしたら、久しぶりに使ったレリーズの使い方を忘れていてこんな写真も撮れました。


気を取り直して、いざ外出。雲の多い、決していい天気とは言えない生憎の天候。レンズ右上を何かで塞いでしまったようで最初の何枚かが真っ黒な空に。それにしても、露出暗めですね。



川に反射する太陽の光をと思ったものの、夜のような写真になってしまいました(下右写真)。


菜の花はぼちぼち咲き始めましたが、桜はまだまだな感じです。



強い太陽の光に向かって、クロスフィルター ONで撮ると派手な十字の効果が現れます。iPhoneなどで強いライトに向かって撮った時と同じですね。




(当然ですが、)順光で撮ると、一番まともに撮れる感じです(下写真左)。この位の天気の場合、ISO400のフィルムだと露出オーバー気味になるかも。快晴ならば、ISO100でもいいかもしれませんね。追々、フィルムも何種類か、試してみようかなと思っています。


Camera: Kodak EKTAR H35N (HALF FRAME CAMERA)
Lens: KODAK ASPHERICAL LENS 22mm F8 (本体内蔵)
Film: Kodak ColorPlus 36exp. ISO200

Date: March 7-8, 2024
Location: Ageo, Saitama, Japan

2024年3月6日水曜日

Kodak EKTAR H35N - ハーフカメラをゲットしました

 リコーがPentaxブランドで新たにハーフサイズフォーマットのカメラを開発中(2024年夏製品化予定)とのニュースに接して、今買えるハーフのカメラってどんなのがあるのかなと検索をかけてみたら、最初に出てきたのがこれでした。なかなか、可愛いカメラじゃないかということで、結論を先に言うと、ポチってしまいました。


本体はかなり小さく、本体重量はなんと110g。電池、36枚撮りフィルムを装填した状態でも(実測)138gでした。


パッケージを開けて付属品を確認しました。本体の他には、右側の黒いポーチと左側のストラップが付属しています。間に写っているフィルムは付属していません(一緒に購入したものです)。あと、下に敷いてある説明書も後からダウンロードして印刷したもので付属はしていません(リンク先のQRコードが書かれたカードが付属していました)。


上から見ると、フィルムを巻き上げるレバーとかダイヤルとか何もないので、一瞬デジカメか?と思ってしまいそうですが、間違いなくフィルムカメラです。ご覧の通りフラッシュも付いています。フラッシュ用に単4電池が1本必要になります(別売)。フラッシュを使わないのであれば、電池なしでも撮影できるようです。


裏面はこちら。ファインダー窓しかありません。上のシャッターボタンの左側上の丸い穴はバルブ撮影の為のケーブル用の穴です(ケーブルは別途必要)。また、下の赤く見えている丸いものはフィルムカウンター窓です。そして、左下に何やらダイヤルのようなものが・・・。


そう、このダイヤルがフィルムを巻き上げるものです。フジの「写ルンです」では裏面を見た時に右上に付いているものです。さらに底面の右側に、通常のフィルムカメラの上部左側にあるフィルムの巻き戻しクランプが付いています。ちょうど、上下が逆になっている感じです。発想が柔軟というか、ユニークですね。


裏蓋を開けると、普通のフィルムカメラですね。フィルムを装填している状態の写真を撮るのを忘れてしまいました。

最後に、本体はプラスチックですので修理は想定しないそうで、保証期間は30日間。いわゆる初期不良的な不具合が発生した場合のみ、交換で対応するようです。取り扱いは、要注意ということですね。これから、色々と試し撮りして、写真の出来栄えを確認していきたいと思っています。



2024年3月1日金曜日

Birth Year Leica に出会う

 ライカの世界には、「バースイヤーライカ」と呼ばれる言葉があるらしい。ということは、昔読んだライカ本で知っていた。

 ライカはボディに刻印されているシリアルナンバーを調べると、製造年が分かる。自分の生まれた年と同じ年に製造されたライカをそう呼ぶらしい。

 先の本に載っていた年表で調べて、自分と同じ年のライカはM2, M3であることは知っていた。ある日、地図カメラで中古をつらつらと見ていて、運命の出会いが・・・。衝動的に、ポチってしまった。

 そして、私もバースイヤーライカのオーナーになりましたとさ。同じ年のレンズはまだ探していないけど、チャンスがあればいつかお迎えしたい。

 最初はフィルムの装填に少し苦労したけど、だんだん慣れてきたかな。露出計もついていないので外付けのものを買い、シャッタースピードも1/1000秒までなので何枚かNDフィルターを購入して使っている。

 あっ、カメラはM3。