2022年2月21日月曜日

自家現像を始めたい その3

 準備はゆっくりではあるが、徐々に進んでいる。

近所のカメラのキタムラにカメラのテストに使ったカラーフィルム2本を現像に出す。2時間でできるということだったので、夕方取りに行き結果を確認。現像のみを依頼したので、確認は小さなインデックスプリントで。フィルムらしい色合いで、きちんと撮れているっぽい。詳細は、PCに取り込んでからチェックしよう。と思っているのだが、ステップアップリングがまだ届かない。

そして、同日夕方遅くにLAB-BOXがアメリカから到着。しかし、現像液が別送になってしまっている。とりあえず、箱を開けて組み立ててみた。特に問題はなかったが、オプションで購入したクランクが回していると(ロックされるはずの)ベースがずれて外れてしまうのだが、テープか何かで止めないと怖いなあ。「大丈夫かなあ、これ」という印象。


昨日、カラーフィルムを撮り終えたカメラには、使用期限の過ぎたフジの NEOPAN 100 ACROS(モノクロフィルム)を装填。現像ができるようになるまで、写真を撮り溜めることにする。

(続く)

Camera: iPhone XR



2022年2月20日日曜日

自家現像を始めたい その2

 ワタシは、いわゆる形から入る(ガジェット好きで、モノを集めて満足する)タイプであることを自認していますが、今回も現像キットが届くまでに色々揃えるモノがありました。以下、買ったものを並べます。

・フィルム・・・調べると最近はフィルム自体がとても値上がりしていて高い。御用達のヨドバシ、アマゾンなどでも結構なお値段である。以前、レンズを購入したLomographyのサイトでも、レトロカメラで使用するフィルムを販売している。そんなこんなで、まずは以下のモノを購入した。カメラ機材の整理をしていて見つけた使用期限の切れたフィルムも発見した。

左の3パックは購入、右の3パックは発掘したモノだが、賞味期限は6,7年過ぎている。
KodakとFujiのカラーフィルムはNikon機の動作テスト用に利用した。

・現像関連
  • フィルムピッカー・・・フィルムのロールからネガを引き出すためのモノ
  • フィルムクリップ・・・現像後、ネガをぶら下げて乾燥させるためのモノ
  • ネガアルバム・・・現像したネガを収納するためのアルバム
  • 計量カップ(500ml)・・・現像液を計るためのモノ。しかし、実際に使ってみて使いにくかったので、580mlまで目盛りがあり注ぎ口があるモノを買い直し。
  • 漏斗(ロート)・・・利用した現像液を容器に戻す時に利用。液は再利用可
  • キッチンタイマー・・・現像時間等を正確に測るため。スマホで良かったかも。
  • 温度計・・・現像液の温度を測るため
  • スポンジクロス・・・濡れたネガに水滴が残らないように拭き取るため
  • ドライウエル・・・Fujifilm製。フィルム用水切り液。現像の最後にフィルムをこれに浸けると、水滴跡が付かずきれいにできるらしい。
  • 計量カップ(1L)・・・こちらは追加で、ドライウエルにフィルムを浸すためのカップ。1Lサイズでフィルムを入れやすいように丸型のもの。
  • 計量カップ(15ml)・・・ドライウエルの計量用。一度に1本位しか現像しないと思われるので、少量しか使わないため無駄のないように正確に計るため。
  • 水切りケース・・・台所用品。現像を台所のシンクで行う予定のため、現像後フィルムを流水で洗う時の水を溜めるためのもの。

以上ですが、もちろん家の中にあるモノで代用できれば、買う必要はない。

・写真のデジタル化・・・1200万画素程度の簡易なフィルムスキャンをするものを持っていたが、今回はもう少し綺麗に取り込めるようにNikonのES-2というフィルムデジタイズアダプターというモノを奮発して購入した。これをZ6に装着してネガから取り込む計画である。

しかし、NikonのES-2の前提となるNikonのマクロレンズ(フルサイズ用では60mm)を私は持っていない。持っているのはLeicaのRマウントの60mmマクロレンズのみ。Nikonレンズの口径が62mmということでうちのLeicaレンズを物差しで測ると同じじゃないかとぬか喜び。ES-2が到着して、同梱のアダプタをレンズに装着しようとすると、あれっはまらない! サイトで確認すると、このレンズの口径は60mm。2ミリ小さい。Amazonで速攻ステップアップリングを追加注文し、更にしばらく待つことに。

(続く)

Camera : iPhone XR





2022年2月16日水曜日

自家現像を始めたい その1

フィルムカメラは前世紀に使用をやめてから使っていない。家の中には、最後に家族のスナップ撮りに使っていた Pentax Zoom 280-P(下の写真左側)があるのみで、他は全てデジタル機。

先日、現像未経験の人でも簡単に現像が行えるキット(LAB-BOX)をどこかのサイトで見て、ふと自家現像してみたいなと思い立ち、アメリカのB&Hを見ていたらモノがまだあったのでオーダー。国内の量販店でも入手可能だったけど、コストを考えて米国から。ついでに、現像液・フィルムも注文。

フィルムカメラは前述のPentax機しか無かったけど、取りあえず撮れればいいと思っていたので、最初は新たに調達する気はなかった。久しぶりにヤフオクでどんなのがあるかなと覗いてみるまでは。

結論から言うと、発売されてから40年以上経った Nikon FM(下の写真右側)をたまたま競合なしで落札。今は、入手しておいてよかったと心を撫で下ろしている。なぜなら、使おうと思っていたPentax機は壊れていて使えなかったから。こちらも、もう買って25年以上は経っているので、壊れても不思議ではない。

左:1992年発売開始のPentax Zoom 280-P、
右:1977年発売開始のNikon FM(初代らしい)

B&Hで購入したモノはまだ届いていない。他に、必要なものを揃えつつキットの到着を待つ。

(続く)

Camera: iPhone XR