2017年4月14日金曜日

ブログのタイトルを変更することにした

「游於藝」、"げいにあそぶ"と読みます。英語のタイトルもあった方がいいかなと思い、Google翻訳にかけると"Swim in the Arts"と出ました。文字通りですが、なかなか良い感じじゃないか、ということで、即採用を決定。

そもそも、この言葉の由来、意味は?と思われるかもしれません。大体以下の通りです。

『「游於藝」は、「論語」述而篇の一節「子曰 志於道 據於徳 依於仁 游於藝」(子曰く 道に志し 徳に拠り 仁に依り 芸に遊ぶ)によります。「游於藝」の「藝」は六芸(りくげい)、礼(儀礼)、楽(音楽)、射(弓術)、御(馬術)、書(習字)、数(算数)をさします。「文武にこりかたまらず悠々と芸をきわめる」という意味があります。』

この説明は、水戸の弘道館公園の資料紹介ページの言葉です。
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kodokan10.html

この言葉を書いた額(扁額というらしい)が、弘道館に掛けられています。

『この扁額は、対試場に面した正庁の長押に掲げられています。縦90㎝、横248㎝の大きな欅板に斉昭書で「游於藝(げいにあそぶ)」と刻まれています。』

実は、この言葉は大昔大学時代のゼミで故萩野浩基先生に贈っていただいた言葉なので、いつも頭の片隅にあって忘れられない言葉なのです。

それが、就職して数年後茨城県水戸市に転勤になり、いつか忘れましたが初めて訪れた弘道館で、この額を発見した時は、とても驚き、また運命のようなものを感じたものです。

いつか、悠々と芸をきわめたい、そんな志を秘めた言葉なわけです。ここでの「藝」の本来の意味は「教養」らしいのですが、私の場合は「写真」に置き換えています。

長くなりましたが、ブログのタイトルを変更することにした、の巻でした。

上尾駅、朝のプラットフォーム
写真は、本文とは関係ありません。

1 photo
April 13, 2017
Ageo, Saitama
Camera: Sony A7II
Lens: Leica Macro-Elmarit-R 60mm F2.8
Adapter: Voigtlander VM-E Close Focus Adapter + K&F Concept L/R - L/M Adapter

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