2018年10月7日日曜日

越後妻有 大地の芸術祭の里を訪ねて

8月末から9月初旬にかけ、新潟県十日町市&津南町で開催された『Echigo-Tsumari Art Triennale 2018 (越後妻有大地の芸術祭 2018)』を観に行ってきた。

まだ駆け出しの彫刻家である息子も参加しているので、その出展作品を見ることも目的だったが、何やらその他もとても面白そうなので行ってきたわけである。トリエンナーレは3年に一度のイベントという意味。2000年にスタートして今回で7回目という歴史のある芸術祭なんですね。息子に聞くまで、全く知らなかった。

大地の芸術祭は、出展作品数も多く、そして展示エリアがとても広くて、1日や2日ではとても回り切れない。次回来ることがあれば、1週間くらい掛けて滞在して、ゆっくり回りたい。地域の色々なものを見て、地元の人とも交流したいと思わせるような、そんなイベント。

今回、個人的に最大の発見は「へぎそば」(芸術祭関係ではありませんがw)。布海苔(海藻ね)をつなぎに使ったコシの強いそば。へぎと呼ばれる器(昔、蚕を育てるときに使っていた箱をへぎと呼んだらしい)に(絹糸の束「おかぜ」をイメージして)並べて出されることから、「へぎそば」と呼ぶらしい。さらに、美味しいと評判ということで訪れた小嶋屋総本店では、薬味はわさびではなく、からし。後で調べると、地元では店によって出し方が違うらしい。

埼玉の自宅からは、休憩を入れても車で4時間ほどで行ける距離。これまで、新潟県は通過したことはあったが、個人的に訪れるのは初めての体験。コシヒカリの田園風景や、山々の緑がとても印象的だった。

3年後、また訪れることを楽しみにしている。

August 31 - September 2, 2018
Tokamachi-shi, Tsunan-machi & Minami-uonuma-shi, Niigata, Japan
Camera: Panasonic GX7 mark3
Lens: Leica DG 12-60mm F2.8-4.0
(PC上で画像を大きくして連続して見たい場合は、この下の写真をクリックしてライトボックスにして、ご覧ください。写真間の移動も左右のカーソルキーでできます。そちらがオススメです)

雪ときもののとおかまち

昔の信濃川の流れ

磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館

ライトケーブ by
マ・ヤンソン/MAD アーキテクツ @清津峡

ライトケーブ by
マ・ヤンソン/MAD アーキテクツ @清津峡

見事な柱状節理(ブラタモリ風)@清津峡

こちらも、見事な柱状節理(ブラタモリ風)@清津峡

雨の清津峡。風情がありました

たくさんの失われた窓のために by 内海昭子

訪問1日目はずっと雨、雨、雨。

十日町市内は人通りもまばら

越後妻有文化ホールの外を歩く

1日目終了。南魚沼市にちょっと入ったホテル(むいか温泉ホテル)へ、山を超えて向かう

この家は市街地にある普通の家でしたが、よく見かけたのは1階部分がコンクリート打ちっ放しの家々。
豪雪地帯なんだなあと、納得。あと、かまぼこ型の駐車用の建物がかわいい。

越後妻有里山現代美術館キナーレ。素晴らしい美術館。写っているのは作品です

Palimpsest: 空の池 by レアンドロ・エルリッヒ。これは、逆方向から見ています

Palimpsest: 空の池 by レアンドロ・エルリッヒ

Palimpsest: 空の池 by レアンドロ・エルリッヒ。こちら正面から。
作品が意図した風景がこれ。ただし、窓枠が邪魔で綺麗には撮れない。
青空だったら、最高に絵になる

トイレもおしゃれ

どこかの神社での展示を見た後の林の中の散歩風景

縄文式住居跡だったかな? これは作品ではないw

縄文式住居跡だったかな? その2

池なのか、沼なのか、貯水池なのかは不明

池なのか、沼なのか、貯水池なのかは不明。その2

奥に見える白っぽい建物も作品。「みどりの部屋プロジェクト2018」

2日目終了。宿泊していたホテルから見える越後三山。
この日は昼前には雨が上がったのでよかった

3日目の朝は、霧でスタート。部屋の前に拡がる木々の森

この日は出かける頃にはキレイに晴れ!
越後三山(八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳)もクッキリでした

青空の下、コシヒカリの田んぼの中を車で走る。イイ気持ち

「山の前に立つ」 by 坂下 彰

「山の前に立つ」 by 坂下 彰

「山の前に立つ」 by 坂下 彰 @ナカゴ グリーンパーク

ナカゴ・グリーンパーク

光の館へ行く途中の丘から下を望む

光の館からの風景

3日目のお昼を食べた蕎麦屋の駐車場から。
本当にお米がおいしそう、って見えるわけではないがw

展示を見終わり、外に出てふと見上げた風景。なんとなく、秋の気配が

まずは越後湯沢に向け、帰路につく。また、3年後!

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